人気ブログランキング |

CHIEKOの無駄口

ブログトップ

<   2007年 10月 ( 11 )   > この月の画像一覧

10月27日(土)   曇り

Chatelet劇場「Binto Were」、前回の続きです。
音楽はモロにあちらのスタイル。オーケストラ・ピットに入っているのも全部民族楽器からなる室内オケ。ちょっと脇に寄った席だったので、全部の楽器は見えなかったけれど、パターンとしてTom Diakiteの音楽と共通したものを感じた。声も楽器も軽くマイクでバックアップをしてあったけど、バランスも良く、とても綺麗な響きでした。
「初のアフリカン・オペラ!」というふれ込みそのままに、ダンスも(振り付け、良かった~。)歌も「まさに!」って感じ。発声法はクラシックとは全く違う。でも実にみんな良い声で、(というか、単に私が好きな声というだけなのかもしれないけど。)とっても心地良かった。そう、ひとりだけ男性で「あ、この人、クラシック音楽の教育を受けてる。」というバスがいた。一緒に行ったFaustinがこの歌手の声を好きだ、と言ってたのがちょっと面白かった。Faustinには、いわゆる「これぞオペラ~!」みたいな類のものはまだ聴かせていません。(まずは私自身があまり好きじゃないので。今シーズン、一度はイタリア・オペラに連れて行かねば…とは思っているのですが。)それでもこういう反応をしたっていうのは、私にはちょっと意外でした。
来ている客層もいつもと違って、かなりラフなスタイルの若い連中だとか、黒人の姿が目につきました。それも私にとってはなんとなくうれしかったりして。Chatelet劇場って、時々びっくりするようなプログラムを組んでくれる。もう何年も前だけど、イトゥーリの森のピグミー族を連れてきてのコンサートがあったり。我が家から徒歩10分くらいだし、私にはとても喜ばしい限りです。
by chie_miko | 2007-10-27 23:01 | Spectacle | Comments(0)

10月26日(金)   曇り

昨晩はまたまたChatelet劇場で「Bintou Were」という初のアフリカン・オペラを観てきました。一口にアフリカと言ってもいささか広くて、Sahel地方(サヘル…サハラ砂漠南縁のセネガルからチャドまでの草原地帯…プチロワイヤル仏和辞典より。)の物語。
貧しい村のみんなが妊娠している娼婦とともにサハラを縦断し、モロッコからスペインの国境を越えようとする。まずは村を捨てるかどうか。反対する長老もいれば占い師もいる。Bintou Wereは13歳の時に最初に結婚をし、世の中すべてを恨み、娼婦になるしかなかった…。そこに砂漠の民であるPasseur(不法越境案内人)が現れ、「妊婦は国境で撃たれずにすむ。Bintou Wereが国境を越えてから子供を生めば、子供はスペイン国籍、両親は滞在許可がおりる。」と。Bintouは娼婦で父親が誰だかわからない。身に覚えのある男たちは自分の妻を連れてみんなBintouについて行く。
途中、一度はヨーロッパの地に足を踏み入れながらも国外退去になり、砂漠をさまよっているグループとすれ違う。「白人は私たちのことを好きじゃない!」「好きじゃなくて結構。私たちはBonbon(飴)じゃないんだから、舐めて欲しくない!」このあたりの場面、凄かったです。舞台の中央で完璧に客席に向かってメッセージを投げてた。
国境を越えるためにかけた梯子の上でBintou Wereが子供を生む。国境のどちら側に子供の人生があるのか。結局彼女は子供をアフリカ側に投げ、その場で息絶える。村の仲間が子供をしっかり抱き、みんなで自分らの土地に帰っていく…。
ある意味、とてもとても旬な内容だった。今回はとりあえずここまで。続きはまた書きます。
by chie_miko | 2007-10-26 20:54 | Spectacle | Comments(0)

10月22日(月)   晴れ

f0042370_045115.jpg21日(日)、誕生日でした。偶然だけど、かおりちゃん、長女の慧ちゃん、万貴、Strasbourgの素子ちゃん、バルタン、善丈などなど皆さん勢ぞろいだったのだけれど、いまさらお祝いする歳でもなし、特別に何もしませんでした。それでも万貴やかおりちゃんたちから、ちょこっとプレゼントをもらったりして。そしてちょっとしたハプニングが。
21日朝、いきなり私の携帯に電話が。出ると男性の声。フランス語。最初は何だかよくわからなかったのだけれど、とにかく「配達に来ました。」と言う。Parisの中心部にある我がアパルトマン。他所にもよくあるように建物の入り口にコードがあり、インターホンで相手を確認してから開ける方式。時々何だかわかんないやつが建物の中に入りたくて、適当にコードを押してインターホンを鳴らし「開けてくれ!」ということもある。「私のところに配達ですか?」相手はきちんと私の名前を言い、「花束の配達です。」と。すぐにコードを教えて、私のアパルトマンまでどうやって来るか(私のところはなかなか複雑で、エレベーターも二つあるし、時々中で迷子になる人もいる。)説明した。来ない。また携帯が鳴る。説明。来ない…。結局5回くらい携帯が鳴ったかも。「いいです。すぐに私が下に降りて行きますから、今いるところから動かないで!」大きなピンクのバラの花束。中に「Bon Anniversaire」(お誕生日おめでとう。)と書いたカードが入っているけれど名前が無い。みんなで「誰だ 、誰だ???」結局すぐに誰からか判明したけど、何気に大騒ぎ?してしまった誕生日(おまけに日曜日)の朝でした。
写真は話題の花束。
by chie_miko | 2007-10-23 00:06 | Comments(2)

10月20日(土)   晴れ

みなさんにご心配いただきましたが、万貴は20分程度の遅れで無事Parisに着きました。Lyon駅からはRERが動いていないことがわかっていたので、とりあえず動いていたメトロの1番線に乗って帰ってきました。
ちょうど仕事で我が家に滞在中のかおりちゃんと、今回特別にかおりママにくっついて来た長女の慧ちゃん(8歳)も、ほとんど同じような時間に帰ってきたので、私の作った日本食で4人一緒に遅い夕食。
今日(20日)は万貴の救援物資補給?のために13区の中華街に買い物に。まだまだストの余波が残っていて、メトロも線によってはあまり動いてなかったり、RERも怪しかったりで、やたらと道路が混んでいました。天気もとっても良くて、いつもは週末、Parisから地方に出掛けるような人たちがみんなParisに残り、ここぞとばかりに?買い物しに外に出たような感じで、どこもかしこも人がいっぱい。13区への往復に乗ったバスも途中で止まっちゃったり。明日はより平常に近づくみたい。万貴は昼過ぎのTGVでMontpellierに帰るのだけれど、今度は問題無く帰れそう。冬物をいっぱい詰めたスーツケースを持って。万貴ちゃん、次回は11月にもう一回Parisに来る予定。
by chie_miko | 2007-10-21 06:04 | 万貴 | Comments(2)

10月19日(金)   曇り時々晴れ

昨日18日(木)、交通機関のスト。大統領が替わって労働条件に関しての新しい政策が打ち出されたことに対して。95年に物凄いストライキがあったのだけれど、今回はその時と同じくらい大変なことになるかも知れないという噂。昨日はGymに行く日で、1時間15分ほど歩いて行きました。
今日もまだ余波が残っていて、かなり混乱している様子なのだけれど、今夜はMontpellierから万貴が二晩だけやって来る日。昨夜から散々「TGVが動くか、動かないか」電話で大騒ぎ。SNCFのサイトにアクセスしようにも、パンクしていてどうにもならない状態。何度もふたりで挑戦して、今日、お昼くらいにやっと私がアクセス成功。運が良いというか何というか、やっと半分くらい動く予定のTGVの中に、万貴が予約した列車が入ってた!
学校の授業が終わってから家に帰って用意をして…と、遅い時間のTGVにしていたのがラッキーだった!「それでも遅れるかもしれないから覚悟ね。」
案の定、発車時刻になっても「TGVが来ないよ~。寒いよ~。」とSMSを送ってきていたけれど、何とか乗れたらしい。21:05にParisのLyon駅に着く予定だけれど、かなり遅れるだろうな。こればっかりはどうしようもなくて、私は日本食作って家で待ってます。
by chie_miko | 2007-10-20 01:05 | 万貴 | Comments(4)

10月17日(水)  Annecy(II)  曇り

f0042370_190974.jpg前回の続きです。13日(土)はラグビーWCの準決勝フランス/イギリス戦があったのだが、その前にFootのフェロー諸島/フランス戦(EUROの予選)が。Annecyの町でパレードを観た後はさっさと宿に戻り、TVのあるサロンに陣取った。泊り客のほとんどはヴァカンス村内のミニ・テアトルでのSpectacleに行ってしまっていて、ほんの数人でのFoot観戦でした。6-0でしっかり勝って、意気揚々と食堂へ。夕食もさっさとすませ、今度はラグビーの試合のために大きなスクリーンの前に陣取る。こちらは惜しくも負けてしまい、フランスは20日(金)にある3位決定戦にまわることになった。
f0042370_1905378.jpg14日(日)は朝9時にチェックアウト。宿で用意してもらった昼食用のサンドウィッチを持って、午後3時過ぎに電車に乗るまでの間をAnnecyの町で過ごす。朝はやはり霧だったけれど、昼前から素晴らしい快晴。旧市街に立っていた市を観た後、現在は博物館として使われている、高台にあるお城へ。これまた偶然に入場料タダの日で、中に入って見学していたら「12時なので閉めますよ~。」2時まで昼休みだそうで。かなりがっかり。仕方がないのでAnnecy湖の方に下り、湖岸の公園でお昼食。本当にお天気が良くて山も湖も綺麗でした。結局駅に行くまでそこで日向ぼっこしてました。
FootでAuxerreに行くのと、万貴のいるMontpellier以外には久々の遠出。ちょっと短かったけど、気持ちの良い週末でした。
写真はお城の高台から眺めるAnnecyの旧市街と公園から観たAnnecy湖。
by chie_miko | 2007-10-17 19:01 | 旅行 | Comments(0)

10月15日(月)  Annecy(I)  晴れ

f0042370_1804152.jpg12日(金)の夜から14日(日)、仏国内のスイスに近いAnnecyの方に行って来ました。泊まったのはAnnecy市内ではなく、少し南に行ったSevrierという町はずれのヴァカンス村。Les Balcons du Lacという名前どおりSevrierの町から高台に上がった場所にあり、足元にAnnecy湖が広がって…というはずなんだけど、実際は霧が濃くて何も見えず。
12日(金)はAnnecyに着いたのが夜9時頃。駅前からタクシーで宿へ。宿に着いてすぐに食堂で夕食。(レストランでお食事という言葉はあてはまりませんね、どうしても。)シンプルな食事だけれど、逆に重過ぎなくてお気軽。お味もそれなりだし。
f0042370_181359.jpg13日(土)は申し込んであった宿からのバスツアーで午前中はAnnecy湖のまわりとForclaz山の頂上に登る。霧…霧…霧…。天気さえ良ければ頂上から湖がとても美しく見えたはず。でもひたすら霧。何も見えない。近くに牛が放牧されていて、牛さんの付けている鐘の音ばっかりたくさん聞こえるだけで、お姿は全く見えず。仕方ないです。お天気ばかりはどうにもならない…。
午後からは、霧が晴れてきたAnnecyの町でのお祭りを観る。これ、偶然に当たったんだけど、夏の間、高地で放牧されていた家畜が山から降りてくる日。Annecyの町の真ん中を民族衣装を着た農場の人々や、綺麗に飾られた家畜たちがパレード。特別に何が素晴らしいってわけじゃないけど、土地の人々にとっては季節の変わり目を告げる伝統的な行事。本当に偶然に当たったわけでとってもラッキーだった。
写真はAnnecy湖岸の歴史のある村、Talloiresと、パレードの一部。
by chie_miko | 2007-10-15 18:05 | 旅行 | Comments(0)

10月11日(木)   うす曇

9日、Cite de la MusiqueのAmphitheatreであったバロックのコンサートに、かおりちゃんと一緒に行って来ました。前半はClavicordesでのC. P. Emanuel Bachの作品、そして後半がJ. Sebastian Bachの「音楽の捧げ物」。後半でかおりちゃんの旦那さま、寺神戸亮(Vn)くんがBartold Kuijken(traverso)、Wieland Kuijken(Vc)の大巨匠+Pierre Hantai(Clavecin)と一緒に演奏。亮くんのParisでの演奏は久々なので、チケットが完売というのにかおりちゃんにくっついて、しっかり入れてもらいました。
Clavicordes、初めて演奏をしている音を聴きました。(今までは博物館でしか知らなかった。)本当に小さな音。あの会場だから聞こえるって感じ。演奏者が3台のClavicordesを曲によって使い分けていた中で1台、オリジナル楽器があって、もうふたを開けて一回音を弾いただけで調律が狂うくらい微妙。演奏者はさぞかし大変だったであろうと。
後半の巨匠たちの演奏に関しては、私が何かを言ったり書いたりする域ではありません。Pierreの演奏ももう何年も聴いてなくて、彼は昔から上手かったけれど、これまた随分上手くなったなぁ…、と。
私は自分では全く歌わないくせに何故かバロック系の友人が多い。だから結果的にバロック音楽のコンサートにも時々足を運ぶ。私が行くのってバロックか、ぶっ飛んだ現代音楽か、民族的なものかがほとんどで、いわゆる一般で言うクラシック音楽のコンサートにはここしばらく行ってない気がする。次の予定だって25日、Chatelet劇場での「Opera de Sahel」だもの。(初のアフリカン・オペラだそうで。)
by chie_miko | 2007-10-11 20:20 | Spectacle | Comments(2)

10月9日(火)   うす曇

もう10日ほど前になってしまいましたが、Raphaelのリクエストでフランス映画「99F」を観てきました。Jan Kounen監督、Jean Dujardin主演。コミカル・タッチな映画で特別「素晴らしい」ってわけでもなかったけど、かなり笑わせてもらった。
広告業界というか、要するにコマーシャルを作っている連中の話。もう、いい加減というか、グチャグチャ! Raphaelは11歳。この映画、12禁の表示が無かったのでFaustinも何も考えないで息子を連れて行っちゃったけど、しょっぱなから主人公「Octave」の部屋での前の晩にあったであろう乱交の跡が赤裸々に(?)映されていて(数人の男女…何人いたかな?…が素っ裸でベッドの上、床の上、バスルームの浴槽の中にまでひっくりかえってた。)。Faustinがそっと「Chieko、これって12禁って書いて無かった?」「無かったよ。」決してエロチックな映画では無い。でも「業界」をコミカルに描いているので、いろんなことが大げさに表現されてた? 見かねて途中で席を立って帰った、子連れ家族の姿もちらほら。分からなくも無いです。決して教育上良いとは言えないもの。音楽の世界とは、また全然違う。でもこの類のボキャブラリーが思いの外よく解るのは何故?
この映画、終わり方が二通り提示されていて、「どちらかお好きな終わり方をお選びください。」って。結局主人公が自殺を成し遂げるパターンと、得意先のメーカーに思いっきり「あっかんべ~!!!」をして終わるパターン。
私は自分からまめに映画館に足を運ぶタイプではないので(特にこの類の映画には。)、こうやって「ほら、行くよ!」と連れて出てもらえるのも悪くはないな。
by chie_miko | 2007-10-09 17:48 | Spectacle | Comments(0)

10月5日(金)   うす曇

昨晩はChateletの劇場でオペラ(ミュージカル)「Monkey, Journey to the West」(西遊記)を観てきました。私の率直な意見?では「西遊記」というより「孫悟空」というイメージ。(「何が違うんだ?」って?)音楽とアクロバット、そして多分少林寺も協力してるんじゃないかな、剣や棒を使うのはもちろん、素手での殺陣も。ビデオでアニメも使い、一歩間違えば子供だましになってしまうのを、ギリギリのところで中国特有の大スペクタクルに仕上げている。
日本人にはとってもポピュラーな「西遊記」だけれど、フランスでは一般に知られていないこのお話。言葉はもちろん中国語なのでフランス語の字幕付き。全部で16公演あるのに、どの日もチケットが完売に近い状態。もちろん昨晩も平日の夜なのにすっご~く良く入ってた。一緒に行ったFaustin、もちろんお話は知らないし、こういう類のSpectacleにも慣れてない…。でもなかなか楽しんでたみたい。「アニメから舞台に移行するところとか、とっても効果的だった。照明も綺麗だったし。」(Faustin言。)確かに照明、良く見るとそんなに複雑な事をやってるわけではないのに、実に効果的で綺麗に創ってました。
私がとても小さい時、父親が子供用にまとめられた「西遊記」の本(それでも結構厚かった…)を毎晩寝る前に読み聴かせてくれて、小学校に入って初めて自分でそれを読めた時、とってもうれしかった。娘の万貴も日本にいた小学校時代、同じ本を渡されて読んだ、って言ってた。万貴は今月19日~21日にParisに来るけれど、Spectacleは13日まで。万貴ちゃん残念。
昨晩は…幸せでした。
by chie_miko | 2007-10-05 17:41 | Spectacle | Comments(0)