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CHIEKOの無駄口

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12月16日(水)   曇り

12日(土)、Montélimarで開かれているCécile Le Talecの個展の中でのコンサートで、パフォーマンスをしてきました。5日のRavelのリサイタルの時よりも、調子はかなり戻っていたので、とても気持ちよくパフォーマンスができた。今年最後のコンサート/パフォーマンスが楽しくできて嬉しい!
13日(日)、お昼過ぎにParisの自宅に戻り、夕方は大学都市の日本館であった舘野泉さんのピアノコンサートに、真衣ちゃんと一緒に行ってきた。舘野さんとは2000年にアルメニアでご一緒させていただいた。舘野さんが演奏した矢代秋雄のピアノコンチェルトの譜めくりのお手伝いをした。2002年に倒れてから、現在は左手だけでの演奏になったけれど、あの暖かい音と血の通った音楽は健在。アンコールの最後のCacciniの「Ave Maria」(歌の曲)のレガートの素晴らしかったこと。ピアノでこんな風に歌われたら、声楽家の私たちはどうしたらいいの ???って感じ。
14日(月)には、Garnierの方のオペラ座にコンテンポラリー・バレエとダンスを観に行った。LigetiとBoulezの音楽、そして最後はBina Bauch振付のStravinsky「春の祭典」。「春の祭典」って、本当に踊りのための音楽なんだ…、と当たり前ながらも激しく納得。作品の持つエネルギーが凄い。かなり疲れていた私だったけれど、なんだかとても元気になった気がした。
by chie_miko | 2015-12-17 06:00 | Spectacle | Comments(0)