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CHIEKOの無駄口

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9月14日(土)   曇り時々雨

いつも日本からたくさん本を買ってくる。今回は主に5月末に行ったときに。そして8月にも何冊か買い足して持ってきた。その中から現在読んでいるのが門田隆将著「死の淵を見た男 ―吉田昌郎と福島第一原発の500日― 」(PHP)。
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ノンフィクション作家の門田氏が、地震発生からのことを90人以上の人にインタビューし、時間の経過と状況、それぞれの立場の人たちの心情をまとめた本。とてもジャーナリスティックな内容。その場に居合わせた原発の技術者たち、東電の本店、政府関係者、そして自衛隊員(まずは地元の)…。「凄まじい」っていうのはこういうことなんだろうな、と真剣に思う。
この本自体は、何かの意見を唱えるものでもなく、思想や政治的なものにも一切触れず、それぞれの立場の人からの現実と真実が書かれている。
凄いです。凄まじいです。もちろんここに書かれているだけが全てでなく、もっともっといろんなことがあらゆる方面にあるのだろうと思う。それでもたくさんの人に読んでほしい。
by chie_miko | 2013-09-14 20:12 | Comments(0)