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CHIEKOの無駄口

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2月16日(土)   曇り

今朝、朝9時の約束でKinisiologue、永田友絵さんのところに行ってきました。土曜日なので地下鉄やトラムが少ないことを見越し、余裕を持って8時にかおりちゃん宅を出発。まずはメトロに降りたところで、自動販売機で1往復用の切符を買おうとした。が、クレジットカードが見つからない! 旅だというので、かばんを変えたところで、いつも持っているカードを入れ忘れた!
現金はそこそこ持っていたけれど、現金で切符を買える窓口は、土曜日だからか、朝早いからか閉まっていて誰もいない。小銭を探したけれど、かき集めても30サンチームほど足りない…。どうしよう…。
Bruxelles自体は都会でも、少し郊外の方に寄っているこの駅は、土曜日のこんな時間ではほとんど人も通らない。しばらく途方に暮れていたところ、乳母車に赤ちゃんを乗せた女性がエスカレーターを降りて来た。
「すみません、カードが無くて、小銭も足りなくて困っているのですが、この10ユーロ札を崩していただけませんか?」「ごめんなさい、全然細かいのが無いの。上に上がってお店で訊いてみれば?」
この時間、お店もまだ空いていない。でもすぐ脇の銀行に電気が点いているのを発見。中に掛け込んで、現金を引き出すため機械の前にいた年配の女性に、同じ事を頼んでみた。「メトロの切符が買えなくて困っています。」
「どんなふうに替えたいの?5ユーロ札がいいの?小銭が良いの?」優しいマダムだった…。「5ユーロ札が入っても、全部小銭でも、よろしいようにしてください。1往復分の切符を買う小銭があればいいんです。」
マダムは全部小銭にしてくれた…。やっと切符が買えて、メトロからトラムの乗り換えがスムーズにいかず、遅刻するのがわかった段階で永田さんに「すみませ~ん、遅れま~す。」と電話。結局15分ほどの遅れで永田さん宅に到着。
フランス人、は基本的にあまり現金を持たず、クレジットカードを縦横無尽に使う。でも私は日本人なので、これだけ長くParisにいても、やはりなんとなく現金を多く使って生活している。しかし旅に出るのにカードを忘れるなんてとんでもない!(まあ、Bruxellesまでなんて、「旅」なんていう大袈裟なことでもないけど。)大ボケかましました。
by chie_miko | 2013-02-17 00:32 | 旅行 | Comments(0)