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CHIEKOの無駄口

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8月30日(月)  Futuroscope I  曇りのち晴れ

27日(金)~29日(日)、Poitierの近くにあるFuturoscope(www.futuroscope.com)に万貴と二人で行ってきました。万貴はトゥレーヌ甲南の中学の時に一度、学校行事として日帰りで行ったことがある。「また行きた~い!!!」と何度も申告されていた。私もとても興味があったので、「きちんと大学入学が決まったら…。」という約束のもと、今回は夏前の早い時期にたまたま「ホテル2泊+入場券2日分+ホテルでのディナー1回」という条件でのプロモーションを見つけた。
Futuroscopeとは簡単に言うと、最新科学技術を使った3Dなどの映像を中心としたテーマパーク。いわゆる遊園地の類とはちょっと違う。
27日は朝7時20分のTGVでPoitierまで。二日間バッチリかけて主要な部分を絶対に全部周ろう!と、早起きして出掛ける。FuturoscopeというTGVの駅もあるのだけれど、あまりに本数が少ないので、Poitierからバス(30分くらい。)で行くことに。10時前にはホテルに着いて、まだお部屋に入れないながらも、荷物だけ預けてすぐにFuturoscopeへ。
「さ~て。どこから?」「一番奥から。」時間ごとに入場が区切られている館の様子を見ながら、まずは今年新しい映像の、画家ゴッホをテーマにした映画(30分)を観に。丸くなった天井全体がスクリーンになっており、Auvers sur Oiseの麦畑などがとても綺麗。
それから別の館の、やはり大画面で、5年前にルイジアナ州を襲った大ハリケーンの話を中心に自然保護を訴える映画(25分)を観る。
8月30日(月)  Futuroscope I  曇りのち晴れ_f0042370_241997.jpg次に観た3Dでの世界の海の底の映像(25分)はとにかく美しくて。Filmが始まる前に観客が待っている部屋には小さなスクリーンがたくさんあって、3Dではないものの、深海にいる魚や生物の映像を音楽と共に流している。このFuturoscope、どの館に行っても、待っている間にお客さんを退屈させない工夫がいっぱい。展示があったり、科学技術を映像でわかりやすく説明したり。過激なものに関しては注意事項を何度も流す。
3Dのメガネを掛け、海中へ。透明な小さなクラゲがたくさん出てくると、思わず掴みたくなったり、口元に出てきた時には「フ~ッ」と吹きたくなったり。イカがえさを捕まえているところなどは、こちらに向いて、まさにイカロケットが飛んでくる感じ。これ、結構迫力。
お昼をゆっくり食べた後、今度はサンテグジュペリがやっていたAeropostaleという航空便の郵便会社での実話の映画(40分)。チリとアルゼンチンの間の高山地帯の映像が大画面で。
その後、今度は闇の世界を体験(20分)。目の不自由な人たちがここで、お客さんを闇の世界へ案内している。ここだけは寄付の意味で別にお金を払う。それなりの人数がそろったところで真っ暗な部屋へ。歩いて前に進みながら、それぞれの部屋で視覚以外の感覚を使う。ちゃんとガイドされているので危ない事が無いのはわかっているのだけれど、足を一歩踏み出すのに何と勇気のいること…。ここの入場料は、盲目の人たちに色を識別する機械を配るのに使われている。ここでの体験、なんだかとっても心に触れた。
まだまだ先は長いのですが、今回はここまで。また続きを書きます。
by chie_miko | 2010-08-31 02:05 | 旅行 | Comments(0)