2010年 01月 15日
1月14日(木) Tunisie III 曇り時々晴れ
再び続きです。
1月5日(火) Douz-Kebili-Mides-Tamerza-Chebika-Nefta この日も朝7:00にホテルを出発。まずはKebiliに向かい、郊外の温泉を見学。このあたり、火山があるわけではないのに、ところどころに温泉がある。そのまま巨大な塩湖、Chott el Jeridを横断。一本道が、対岸のナツメヤシの林に囲まれたTozeurまで一気に続く。び7年前には休憩所とトイレが道の中間あたりに一軒しかなかったのに、今は道沿いに点々とできていたのには驚いた。休憩所とは全く別のところの道路脇に車を止めて、全くと言って良いくらい水の無い塩の上を歩く。まるで雪の上を歩いているよう。北アフリカは昔、海だったというけれど、ここなどはその時の名残。 Chott el Jeridを渡り切り、Tozeurを通ってアルジェリア国境に近いタメルザ渓谷にある山岳オアシスに。前回はMetlaouiからLezard Rougeという渓谷の間をぬって走る観光列車に乗ってMidesの方まで行ったのだが、なんとこのLezard Rouge、昨年の9月末~10月初の山に降った大雨のせいで、線路が流されてしまったという。大変な洪水だったようで、死者が21人も出たそう。普段雨の降らないところなので、排水のシステムなどが完備されていないところに問題がある。 Midesで断崖絶壁の上から遥か下を細く流れる川を見下ろす。TamerzaとChebikaは二つとも1969年の大雨で流されてしまったオアシスの町。どちらも脇に新しい町が建設されているけれど、崩れた古い街並みがそのまま残されている。Tamerzaは高台から眺めるだけだけれど、Chebikaは古い廃墟の間を歩くことができ、湧水が小川になって流れている脇を歩く事ができる。高台からはChott el Jeridを遥か遠くまで見渡せる。 そうそう、Midesでまた砂漠のバラとCheche(サハラの民が頭に巻く布)を二枚買った。前回もMidesで同じ物を買ったのを覚えている。TunisieでもMarocでも、スーパーなどでの買い物以外は定価が無い。相手は当然のように高い値を行ってくる。これは現地人にでも同じ。それをいかに値切って安くするか…。これは儀式のようなもので、買い物をする場合は常にこのプロセスを踏まねばならない。実は私、これが大得意。小さな砂漠のバラを6つとChecheを二枚、値切りまくって買い、おまけにもうひとつ砂漠のバラをお土産にもらってきた。 再びTozeurを素通りして隣のオアシス、Neftaへ。遅いお昼を食べてチェックイン。夕方、メンバー4人で馬車でナツメヤシ林の中を散歩。途中で休憩して、朝収穫され自然発酵し始めたナツメヤシのジュースをご馳走になる。その晩はTozeurに出掛け、大きなテントで食事をしながらベルベル人のSpectacleを観る。 写真はChebikaの廃墟と、Tamerza-Chebika間の渓谷。
by chie_miko
| 2010-01-15 02:08
| 旅行
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CHIEKO HAYAHSHI
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