2012年 11月 24日
11月23日(金) 雨
昨日22日(木)、27日(火)のコンサートのための最初の合わせにBloisまで行って来た。一度電車に乗ってしまえば、直通なら2時間かからない距離なのだけれど、なにせ本数が少ない。「朝10:00から練習」と言われても、そのためには朝9:00に駅に着く電車しかない。というと、家を出るのは6:45。今回は偶然電車が30分近く遅れたので、駅からConservaroireまで行って発声練習をして、まあちょうど良い感じではあったけど。
「Folk Songs」、難しいです。この曲、それぞれの国の昔から歌い継がれている、誰もが知っているような曲が集められていて、それをBerioが室内アンサンブルのために現代風のアレンジをしたもの。歌う側としては、特別に楽譜が難しいわけではなく、シンプルなメロディーが続く。しかし、11曲の連作で、英語、アルメニア語、フランス語、シシリア語、イタリア語、サルジニア語、オーヴェルニュ語、アゼルバイジャン語、と、全く違った言語と曲のスタイルが連なり、曲と曲の間も常に切れ目という切れ目が無く、次から次へ続くように書いてある。一瞬にして頭の中を切り替え、別の言語とスタイルに入り込まねばならない。恐ろしく難しいです。 私の場合、アルメニア語は良いとして、アゼルバイジャン語が引っ掛かっていた。それでも幸運なことに、知り合い関係をたどってアゼルバイジャン人を見つけ、本物の発音を聴くことができた。だからって、私がきちんと発音できるかどうかというのは、これまた別な問題だけど。 BloisのEnxemble d’Avanceと仕事をするのはこれで3回目。雰囲気はいいし、いつもとても気持ち良く仕事をさせてもらっている。今回は私自身の準備の時間が少なかったけれど、良い演奏ができるように頑張りたいと思います。
by chie_miko
| 2012-11-24 06:54
| Spectacle
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CHIEKO HAYAHSHI
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